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しつけのご参考に…

その4 屋外飼育犬のハウス

よく屋外で鎖や綱に繋いだまま飼育されているワンちゃんを見かけますが、これは危険を伴う飼い方です。

飼い主さんがお家にいる間、日光浴をさせるなど一時的に繋いでおく程度でしたら特に問題はないのですが、繋いだまま長時間留守にしてしまうと突然の来客や大きな物音に興奮したワンちゃんが暴れ回り、鎖や綱に絡まって身動きが取れなくなってしまうケースがあるのです。

最悪のケースでは首が絞まって命を落としてしまうという悲しい事故も起こっていますので、屋外飼育でもケージや犬舎をハウスとして用意してあげましょう。

また、ハウスが必要なワケのページで紹介している動画からも解るように、完全にフリーな状態でお庭で放し飼いにしておくのもワンちゃんの精神衛生上からおすすめ出来ません。
屋外飼育のケージ 屋外にハウスを置く場所ですが、犬舎タイプは日光浴が出来る場所に置いてあげると良いでしょう。

ケージタイプは天井が格子状のモノが多いので基本は雨を避けられる場所ですが、夏の暑い時期は風通しの良い場所、冬の寒い時期は風を避けられる場所など、季節に応じて配置場所を替えてあげるといった配慮も必要です。
また、野犬からの感染症防止や雌犬の望まない妊娠を防ぐといった目的から、ハウス自体を他のワンちゃんが入って来ることが出来ない場所に置くようにしましょう。

野良猫の侵入に関しては、小さな病気や寄生虫類を防ぐ意味では侵入出来ないに越したことはないのですが、生命にかかわるレベルの伝染病は犬と猫とではウィルス自体が異なるため、そういった意味では野良猫に対してはあまり気にしなくても良いでしょう。

新たにこれから子犬を迎える場合、どの段階から屋外飼育に切り替えれば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

まず最初は子犬が今まで過ごしていたところ(ブリーダー宅やペットショップ)での飼育環境を確認してそれに近い環境を前もって準備しておきましょう。

もともと屋外で生まれてお迎え直前まで屋外で育ってきた子犬であれば、雨や風を遮ることが出来る環境のハウスを用意してあげれば初日から屋外で過ごさせても大丈夫です。(子犬が生まれ育った地域と飼い主さんの住む地域とで気候が大きく異なる場合を除く)
ブリーダーさんのお宅やペットショップなど室内で育ってきた子犬を屋外で飼育する場合、まず夜間は玄関などで過ごさせるところからスタートし、日中は屋外で過ごさせる時間を設けるなどして徐々に屋外に慣らしていきましょう。

この段階で注意すべき点は、子犬を玄関から先のお部屋の中では過ごさせないこと。
屋外飼育のケージ
飼い主さんと常に一緒である室内での飼育に慣れさせてしまうと屋外飼育に切り替えるタイミングを逃してしまうことがあり、「屋外飼育のつもりが室内飼育になってしまった…」というケースも珍しくありません。

室内飼育から屋外飼育に切り替えるタイミングに一定の基準といったものはありません。

そのタイミングはお迎え時の季節や犬種によって異なりますので、子犬が今まで過ごしていたブリーダーさんやショップさんにアドバイスしてもらいましょう。

また、子犬の時からずっと室内で過ごしてきたワンちゃんが、飼い主さんの心変わりで突然屋外飼育にされてしまうケースがありますが、これはワンちゃんによっては大きなストレスとなる場合もあります。

もちろん、室内よりも屋外で過ごす方が好きなワンちゃんもいるかもしれませんが、犬は本来群れを成して生活する習性の動物。

そのため、今までずっと一緒だった家族の皆さんが過ごす室内とは離れた屋外にハウスを出されてしまうことを『仲間からの疎外』と感じてしまうことがあるので、飼育場所は子犬を迎える前にご家族みなさんで話し合いきちんと決めておきましょう。

なお、完全な屋外飼育ではない飼育方法として、『日中は屋外で夜間は室内や玄関』といった規則性のある飼育スタイルであればじゅうぶん順応が可能です。

以上、屋外飼育でのハウスの在り方と注意点についてお話ししてきましたがお解り頂けましたか?

それでは、次のページではハウスのしつけについてのお話しです。

>>> 【その5】 ハウスのしつけ
安全で使い勝手の良いおすすめのケージって…? その答えが解ります
▼犬のケージ・ゼミナール▼
【その1】 ハウスが必要なワケ
【その2】 犬のハウスの種類
【その3】 ハウスの大きさ
【その4】 屋外飼育のハウス
【その5】 ハウスのしつけ
【その6】 ハウスで防げる分離不安症
【その7】 ケージの中のトイレトレーニング



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